1.種類
JISでは空気呼吸器の種類として、プレッシャデマンド形とデマンド形の2種類が規定されているが、この規格では、外気に対する防護能力のより優れているプレッシャデマンド形のみを採用し、有機ガスと蒸気、有害粒子状物質、酸素欠乏空気の吸入を防ぐために使用することを目的とした。
2.構造及び性能
(1)構造
JIS T 8155(空気呼吸器)に準じて規定しているが、警報器を備えること、高圧空気容器の携行空気量を1200リットル以上とすることなどを追加規定した。
(2)性能
JIS T 8155(空気呼吸器)に準じて規定しているが、面体及び面体に接続する構成部品の難燃性、面体の耐透過性(呼吸器内装形気密服と組み合わせるものを除く)を追加規定した。