
生物・化学テロ事案を含む特殊災害及び大規模災害時に救助隊員が使用する化学防護服の必要最低限の構造要求及び性能要求等を規定したもので、概要は次のとおりである。なお、ここに規定する化学防護服は、教育・訓練が不十分な一般市民の使用を対象としない。
1.種類
化学防護服は、防護レベルに応じた次の4種類がある。
レベルA化学防護服 |
高度の呼吸保護、皮膚及び目の保護を必要とする危険区域(汚染区域)で作業する要員が装着する防護服 |
レベルB化学防護服 |
呼吸保護は概ねレベルA化学防護服と同水準を要求するが、皮膚防護はレベルA化学防護服より低くてよい危険区域(汚染区域)で作業する要員が装着する防護服 |
レベルC化学防護服 |
皮膚保護は概ねレベルB化学防護服と同水準を要求するが、呼吸保護はレベルB化学防護服より低くてよい準危険区域(除染区域を含む)で作業する要員が装着する防護服 |
レベルD化学防護服 |
呼吸保護は必要としないが、最小限の皮膚保護を必要とする警戒区域で作業する要員が装着する防護服 |
2.性能
化学防護服には、完成した製品としての気密性、漏れ率などの性能と、構成する材料の耐透過・浸透性、強度などの性能を規定した。
■ 規格 ※PDFをご覧になる為には、アドビリーダーが必要です。
■ CFASDM規格取得品(50音順)
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株式会社 重松製作所
有害物質から完全防護!さらに耐薬品性向上しました。
●6層構造の服地で、耐薬品性・耐炎性に優れています。
●空気呼吸器の呼気を利用して、防護服の中を陽圧に保ち、有害物が内部へ侵入しない構造です。
【取得製品】
・PS-3200-R(評19-022号)
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